ネズミの被害に遭ったとき、自力で対処するか業者に依頼するかは「被害の深刻度」で判断するのが一般的です。軽微な被害なら自力でも解決可能ですが、状況によっては被害を拡大させてしまう恐れがあります。
1. 自力対応 vs 業者の判断
まずは、現在の状況をチェックしてみましょう。
| 項目 | 自力で対応できる目安 | プロに任せるべきサイン |
| 被害の期間 | たまに音がする程度 | 毎日足音がする、長期間続いている |
| 活動場所 | 目に見える場所 | 天井裏、壁の中、断熱材の中 |
| 侵入経路 | 特定できている | 特定できていない |
| 世帯状況 | 成人のみの世帯 | 赤ちゃん、高齢者、ペットがいる |
2. なぜ「自力だけ」では不十分なケースが多いのか
市販の罠や毒餌で数匹退治しても、根本的な解決にならない理由は主に2つあります。
- 「侵入口」を完全に塞げない: ネズミは500円玉程度の隙間(約2.5cm)があれば侵入します。すべての隙間を特定し、齧られない素材で封鎖するのは専門技術が必要です。
- 「繁殖」のスピードに追いつかない: 天井裏や壁の中で繁殖が始まっている場合、一部を駆除しても次々と新しい個体が現れ、いたちごっこになります。
3. プロに依頼すべき「4つの警戒状況」
以下のいずれかに当てはまる場合は、早急に専門業者への相談を推奨します。
- 大量発生の兆候がある: フンが至る所にある、複数の場所で同時に音がするなど。
- 構造内部(壁・天井)で活動している: 放置すると断熱材を巣にされたり、配線を齧られて停電や火災の原因になったりします。
- 何度も再発している: 過去に自力で対処して再発したなら、見落としている侵入経路がある証拠です。
- 衛生面のリスクが高い: ネズミは多くの病原菌やダニを媒介します。駆除後の死骸処理や、徹底した消毒・殺菌まで自力で行うのは困難です。
4. 結論:迷ったら「被害が広がる前」に調査を
「まだ数匹だから大丈夫」という油断が、家全体の大きな被害につながります。
- 自力でやるなら: 侵入口を特定し、追い出してから確実に封鎖すること。
- 業者に頼むなら: 被害が広範囲になる前、または自力で一度失敗したタイミングで。
次に進むためのヒント:
もし自力での対応を検討されている場合は、「現在、家のどのあたりで被害が出ていますか?」
場所(キッチン、屋根裏など)を教えていただければ、具体的な対策グッズや手順をアドバイスすることも可能です。